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【ネット騒然銘柄】英ファンドによる買収報道の「東芝」乱高下 「チキンレースの始まり」

 ここ数日、ネット上では東芝(6502)の動向について騒ぎになっている。7日に英国の投資ファンドが買収を計画していると報じられたからだ。今後、ファンドと東芝の経営陣で交渉を行い、合意に至ればTOB(株式公開買い付け)に打って出るという。

 株価は7日にストップ高、8日、9日と急落するなど乱高下している。大手株系掲示板では「(どこまで保有できるか)チキンレースの始まり」「上がって下がって上がって。次は下がる」など、東芝本体より株価の先行きに目を奪われている書き込みが大半だ。

 かつては白物家電で一大ブランドを築いた同社。なぜか中国の詩人、杜甫の「国破れて山河あり」の一節が頭の中に浮かぶ。

 飛沫(ひまつ)感染防止用のアクリルパーテーションを手掛けるウイルコホールディングス(7831)が8日、9日と連日の大幅高。2ちゃんねるの株板では書き込み数トップに浮上した。「週明けもいけるな」といった上昇継続に同意する意見が目立つ。相場が停滞気味なため、低位株へ資金が流れ始めたのだろうか。(新井奈央)

 【2021年4月13日発行紙面から】

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