記事詳細

【ネット騒然銘柄】好悪材料でジー・スリーHDが乱高下 ホープは債務超過の可能性表明でストップ安…「こんなの夢もホープもない」

 人や動物が高く跳ぶには、直前にグッと重心を落として力をためる動作が必要になる。株価がそれと似た動きになっているのがジー・スリーホールディングス(3647)だ。

 太陽光発電事業を手掛ける同社は、14日に2021年8月期の中間決算を発表。前年同期に比べて赤字幅が拡大したことで、翌15日の株価は急落した。しかし、一部で「新たに開発された燃料電池の販売を同社が担当する」と報じられ、19、20日と連日の急騰となった。

 ネット上では「誰かこの材料のすごさの説明を頼む」「ガセネタ?」など半信半疑の書き込みが多く見受けられる。報道の内容が正しいとしても、同社は販売を担当するだけでうま味は薄い。引き際を間違えると大ケガを追いそうだ。

 自治体向けの広報誌作成などを手掛けるホープ(6195)は19日、未定としていた21年6月期の業績予想を発表。大幅赤字の計上で債務超過に陥る可能性を表明し、株価もストップ安となった。「こんなの夢もホープもない」というツイートを見かけたが、これがホルダーたちの本音ではないか。(新井奈央)

  【2021年4月22日発行紙面から】

関連ニュース