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【天野秀夫 中小型厳選株】テクノアルファは材料多彩 パワー半導体、海軍艦艇向け製品、靴底洗浄機など (1/2ページ)

 4都府県で実施されているゴールデンウイーク中の緊急事態宣言の効果が懸念されますが、GW明けの相場動向も気になるところです。

 米国では税法上の税還付が5月で一巡し、6月中間期を前にした機関投資家のポジション調整の売りや買い控えといった需給要因が影響し、「セルインメイ」(株は5月に売れ)という相場格言が意識される展開になります。

 2008年以降、過去13年間における5月の日経平均騰落を振り返ると、7勝(上昇)6敗(下落)。GW明け後の相場は、NYダウの水準と14日で一巡する3月期企業の決算動向に影響を受けることになるでしょう。

 3月期銘柄は決算内容に株価が左右されるので、GW明けは明確な手掛かり材料を持った「材料株」の存在感が高まります。再生可能エネルギーと半導体が今、最も注目されているキーワードです。

 「パワー半導体のリーディングカンパニー」をホームページで掲げている「テクノアルファ」(3089)は、半導体プラスαの多彩な材料性が魅力となっている銘柄です。

 テクノアルファは07年10月にジャスダックに新規上場した企業で、半導体製造ラインの主に後工程(組立・検査)で用いられるワイヤボンダなどの半導体製造装置や関連部品・材料を取り扱う企業です。

 なかでも同社が注力するパワー半導体は、一般的な半導体がマイコンやメモリといった演算や記憶などの働きをするのに対して、モーターを駆動、バッテリー充電、マイコンを起動など電源(電力)の制御や供給を行うものです。電気自動車化を急ぐ自動車業界に得意先が多い同社にとっては、ビジネスチャンスが拡大しています。