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【ABS流 令和NEWバブルのすすめ】いまこそ求められる「コンセプター」 新しい価値を分かりやすく言語化・視覚化し、世の中に提案 (1/2ページ)

 私(鈴木)は4月17日の土曜日、音声のSNS「Clubhouse(クラブハウス)」で、「バブルカルチャー」をテーマに、ABS世代の方々と議論しました。今回は、そこで飛び出した懐かしいワード、「コンセプター」について考えてみます。

 日本にコンセプターという職業が登場したのは1980年代のバブル期です。中でも坂井直樹氏は有名で、87年に日産自動車から販売された「Be-1」のコンセプトで注目され、その後も国内外メーカーの製品で斬新なコンセプトを提案しました。

 コンセプトとは「新しい概念」という意味ですが、「新しい価値」でもあります。コンセプターは、新しい価値を分かりやすく言語化・視覚化し、世の中に提案する人です。

 それから30年、今はDX(デジタルトランスフォーメーション)の時代と言われています。「DXとは何か」「どう活用するのか」が盛んに論じられていますが、テクノロジーの側面だけではなく、DXによってどんなライフスタイルや価値が生まれるのかを分かりやすいコンセプトで言語化し、提案する必要があると思います。そこに新たなビジネスが生まれます。

 80年代の西武百貨店の広告で、コピーライターの糸井重里氏が「おいしい生活」と提唱したように、DXを活用した新たな暮らしを「〇〇生活」のように言語化することで人をワクワクさせる。そんなコンセプターが再び求められていると思います。

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