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【経済快説】仮想通貨 「通貨の逆バブル」現象で高騰したが…長期的な投資には適さない (1/2ページ)

 ビットコインをはじめとするいわゆる仮想通貨は、何度かの不正流出事件などを経て、現在、正式には「暗号資産」と呼ばれている。「通貨(=お金)」そのものだという誤解を避けたいという命名意図だろう。

 コロナ禍の前の一昨年には、前回ブームで日本円で200万円を超えていたビットコインが、100万円を大きく下回るところまで値を下げ、低迷していた。

 ところが、コロナ感染が世界に拡大し、米連邦準備制度理事会(FRB)など先進国の中央銀行が金融緩和を拡大し、これをコロナ対策の財政支出が後押しして、既存の通貨が市場にあふれるようになって潮目が変わった。

 ビットコインをはじめとする複数の暗号資産が値上がりし始め、ビットコインに至っては激しい値動きを伴いつつも、現在600万円台の価格を付けている。この間、米電気自動車大手テスラの大量購入などの話題があった。個人投資家から、「暗号資産は投資に適していますか?」との質問が増えている。

 「投資に適するか?」という質問には、2段階で答える必要がありそうだ。短期的な価格変動の見通しと、長期的な資産としての投資への適否だ。

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