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【株式フジ】半導体主力株の下落加速、影響少ない銘柄選別を 塩野義製薬「日本発コロナ治療薬」を年内実用化へ (1/2ページ)

 東京株式市場は波乱の様相です。11日には日経平均が909円安と急落、翌12日も寄り付きこそ小幅反発となったもののその後売り物に押され、一時2万8000円を割り込む動きとなりました。

 今年はここまでも1月28-29日(2営業日計971円安)、2月26日(1202円安)、3月19-24日(4営業日計1811円安)、4月20-21日(2営業日計1176円安)と下落局面はありました。今回の波乱は下落の勢いが強めの印象です。

 発端は、米NASDAQ総合指数が米時間10日の取引で急落(2・5%安)したことです。その要因として台湾のファウンドリー(半導体の受託製造)世界最大手のTSMC(台湾積体電路製造)が発表した2021年4月の連結売上高が、単月で過去最高額となった3月から13・8%減少したことです。半導体市場の拡大はコロナ相場の牽引(けんいん)役ですが、市場拡大に陰りが出始めたのではという懸念が急速に広がった格好です。

 東京市場も例外ではなく、ほぼすべての主力株が売られることになりました。

 頭を冷やして考えれば、TSMC社の単月の売り上げ推移だけで半導体市場の動向を語ることなどできないことは分かります。しかし、株価指数が史上最高値圏に位置する米市場では、過熱感が否めず投資家の逃げ足も速くなりがちです。

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