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【経済快説】コロナ2年目「個人の経済生活」を考える お金の管理は「流動性」確保、換金しやすい形で資産運用を (1/2ページ)

 新型コロナウイルス問題が2年目を迎えている。複数の都道府県に対する緊急事態宣言が再延長されるなど、事態は好転していない。英国型、インド型などの変異株がわが国にいとも簡単に流入している。

 一方、経済は、米国、中国を始めとする海外の回復が顕著だ。製造業を中心に企業業績は改善している。他方で、飲食、旅行、小売、交通などの業種にあっては深刻な不況が続いている。

 ワクチン接種や諸般の手続きを見ると、行政、社会、技術などさまざまな点でわが国は先進各国に大きく遅れている。日本は既に「先進国」ではない。新興国でもないから「元先進国」とでも名乗るべきなのだろう。

 さて、コロナ2年目のわれわれは経済生活をどうするとよいのか。

 まず、お金の管理の面では「流動性」の確保が重要だ。換金しやすい形で資産を持ち、運用したい。不動産や生命保険のような現金化に時間がかかったり、コストがかかったりする資産は不利だ。他方、株式、投資信託、預金などの金融資産は換金にそれほど時間がかからないしコストが小さく流動性が大きい。コロナの状況によっては、家計の経済環境の激変があり得る。勤務先の業績の急激な悪化で解雇や自宅待機、減収などに遭遇することがないとはいえない。

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