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アマゾン創業者ら上位25人、米富裕層は「ほぼ納税せず」 米報道機関、当局記録入手

 非営利の米報道機関プロパブリカはこのほど、米内国歳入庁(IRS)の機密情報に当たる富裕層の納税記録を入手したと発表。アマゾン・コム創業者のジェフ・ベゾス氏ら上位25人を分析した結果、資産が2014~18年に計4010億ドル(約43兆円)増えたのに対し、連邦所得税は136億ドルにとどまった。「莫大な富と比べほぼ納税していない」と指摘した。

 調査対象はほかに電気自動車大手テスラ創業者のイーロン・マスク氏や著名投資家ウォーレン・バフェット氏ら。

 富裕層が持つ会社株式や不動産などの資産は売却して利益が確定しない限り、課税所得とみなされない。プロパブリカは相場上昇などによる資産増加を推計し、連邦所得税の支払額と比較。富の増加に対する「真の税率」を割り出した。

 25人の14~18年の真の税率は3.4%と指摘。ベゾス氏は資産増加が990億ドルなのに対し、所得税の支払額は9億7300万ドルで0.98%。マスク氏は3.27%、バフェット氏は0.10%とした。

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