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【男のみ・だ・し・な・み】ファッション展覧会 改めて高田賢三さんに感謝 (1/2ページ)

 昨年からのコロナ禍で美術館は休館が多かったが、先日の緊急事態宣言時の緩和で時間制限はあるがほぼ平常となったのがうれしい。今都内でファッションの展覧会が2つ開催されている。

 パリファッション界に大きな影響を与えた「KENZO」ブランドの創設者・故高田賢三さんのデザイナー生活と活動の軌跡をたどる展覧会が新宿駅南口から徒歩8分の文化学園服飾博物館(museum.bunka.ac.jp)で27日まで開催(入館料500円、会期中無休)されている「Dreams-to be continued/高田賢三回顧展」だ。

 高田さんから寄贈を受けた1970年代からの作品100体超の展示と、デザイナー生活の出発点といえる第8回「装苑賞」(1960年)受賞作品や活躍を報じた記事や写真が興味深い。パリデビュー時に「ELLE」誌が“もめんの詩人”と讃え、昨年10月に亡くなったときにパリ市長が“パリは偉大な息子を失った”と哀悼の意を述べた高田さんの活躍があったからこそ、パリが日本人デザイナーを受け入れたことを実感させられる展覧会。

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