記事詳細

【夕刊フジ×キイストン 飲食業新時代への挑戦】1店舗が昼夜でまったく別の顔に早変わり 「二毛作営業」(カスタマーズディライト) (1/2ページ)

 厳選された豚串焼きをメインとした大衆酒場「筑前屋」、牛肉100%ハンバーグに炊きたてあきたこまちのおかわり自由が人気の「肉のはせがわ」、鴨のスープとフォアグラオイルが麺に絡む上品な中華そばを味わえる「満鶏軒(マンチーケン)」など、12ブランドを全国に展開する「カスタマーズディライト」(東京都江東区、中村隆介社長=写真、https://www.cs-delight.co.jp/)。

 コロナ禍による営業自粛の影響は大きく、102店舗中30店舗を閉店する事態に追い込まれた。

 苦しい中、「1つの店舗で時間別に2つのお店を営業できないか?」と中村氏は考えた。このアイデアは既にやっている店舗もあり、斬新とは言えなかったが、今年3月に開始した「博多やきとり 筑前屋 東陽町店」と「中華そば 満鶏軒」との“二毛作営業”は、「目新しい」と大いに話題になった。

 11~15時は満鶏軒、16時以降は筑前屋の営業へと変化する最大の特徴は、業界初となる昼と夜で完全に様変わりするファサードだ。看板にデジタルサイネージを採用し、専用アプリのボタン1つで瞬時に看板が切り替わり、まったく別の顔になる。(緊急事態宣言中は16時以降も満鶏軒で営業)

 「『昼は〇〇をやっています!』と、商品の看板だけを出してもあまり伝わっていない。店の顔はとても大事。客が見てまったく別の店と思える新鮮さがうけた」と語る中村氏に、苦労した点も聞いてみた。

関連ニュース