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【トラトラ株】販売推進、事業領域拡大に注力…「サムコ」受注が回復 「日本ピラー工業」売上高、利益とも過去最高を予測 「タムラ製作所」世界最高耐圧トランジスタ開発 (1/2ページ)

 FRBは16日のFOMCで、これまで2024年以降としていた利上げ時期の想定を前倒しして、23年中にゼロ金利政策を解除する方針を示した。また、パウエルFRB議長は、テーパリングについて当局者らが議論を始めることを明らかにした。政策のタカ派シフトを受け、米10年債利回りは同日、一時1・59%まで上昇する場面があった。

 一方、NYダウは3日続落し、前日比265・66ドル安の3万4033・67ドルだった。今後に関しては、米国株式市場が物価や長期金利動向に神経質になる可能性が高いため、日本株も調整する見通しだ。目先は慎重スタンスで相場に臨みたい。

 まずサムコ(6387)は、21年7月期第3四半期における受注の回復が注目ポイント。

 感染症の影響で一時的に低調となった受注高は、同年7月期第3四半期累計期間には48・76億円(前年同期比26・2%増)と大きく回復し、当第3四半期会計期間末の受注残高は28・94億円(同69・4%増)となった。

 同社ではオプトエレクトロニクス分野の通信用レーザー、電子部品分野の高周波デバイス、パワーデバイス等の販売推進に加え、新規事業(ヘルスケア事業)の創出に向けた技術開発への取り組みや、Aqua Plasma(アクアプラズマ)洗浄装置の拡販による新たな事業領域拡大に注力した。

 次に日本ピラー工業(6490)は、好業績が注目ポイント。22年3月期通期連結業績は、売上高は335億円(前期比10・9%増)、営業利益は60億円(同23・8%増)経常利益は60億円(同17・8%増)、当期純利益は42億円(同21・9%増)の見通し。売上高、利益ともに過去最高を予測している。

 電子機器関連事業の売上高は240億円、営業利益は51億円、営業利益率は21・3%の見通し。22年3月期の営業利益は、産業機器関連事業の需要低迷が継続するも、半導体需要は拡大傾向で、電子機器関連事業にけん引され、大幅増益を予測している。

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