記事詳細

【凄腕アナリスト ザ・覆面】「豊田合成」水準訂正高に期待、トヨタ直系上場企業で最出遅れ株 好業績、燃料電池、空間除菌の切り口も (1/2ページ)

 トヨタ自動車の株価が絶好調だ。6月15日に初の1万円大台乗せを果たした以降も堅調な展開を見せ、下押し場面では押し目買いをすかさず呼び込んでいる。

 5月12日の2021年3月期決算発表と同時に、自己株式を除く発行済株式総数の1・46%にあたる自社株買いを発表。4100万株および取得金額2500億円を上限にその買い付け期間は18日から始まっており、9月30日までを期限としている。

 さらに、サプライズだったのは昨年9月末時点での株主に1対5の株式分割の実施を発表したこと。株式分割で保有株式は5倍、配当は5分の1に調整されるが、株式保有総額(時価)や配当総額は理論上変わらず、保有価値も変わらない。

 トヨタの株価はこの株式分割発表後、1万円乗せまでの間に約20%の上昇を見ている。増収増益予想の今3月期業績における為替の前提条件は1ドル=105円としており、1ドル=110円近辺に来ている為替の円安も追い風だ。

 一般的に、株式分割を実施した好業績企業の株価は、分割後の理論価格を上回って権利落ちとなるケースが多いため、これがトヨタ株の上値余地を意識させている。

 とはいえ、現状のトヨタの株式を最低売買単位の100株(1単元)を購入する場合、100万円強の資金が必要となる。

関連ニュース