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【トップ直撃】顧客のニーズに焦点! 経営破綻から社内改革を経てV字回復 ビジョンメガネ・安東晃一社長 (1/4ページ)

 眼鏡選びは値段だけではないという。壊れる、ずれ落ちるといった不満を解消する機能的なオリジナル製品を開発、見え方やかけ心地、保証にも力を入れている。初の生え抜き社長として経営破綻を経験したが、社内改革を進めてV字回復を果たした。競争が激しい眼鏡市場だが、視界はクリアか。 (中田達也)

 

 --どんな特徴がありますか

 「工場や機械工業の多い東大阪市で誕生し、機能性のある商品を独自で考えてきた歴史があります。お客さまの眼鏡に対する不満やストレスを改善する商品を考えてきましたが、この2、3年は機能性を持つ独自の商品を素材を含めてリニューアルし、さらに強みを伸ばしています」

 --弾力性と柔軟性のある形状記憶フレームを使った眼鏡は、ガラケーのアンテナと同じ素材を使っているとか

 「『ケータイフレックス』という商品名の由来にもなっています。折り曲げようとしても元に戻る材質から創業者が思いつきました。現在は表面のメッキの技術も向上し、より良い品質になっています」

 --「ずれない眼鏡」というのもありますね

 「『マイドゥ』という商品ですね。可動式の耳掛けのようなものがあり、哺乳瓶の吸い口にも使われる柔らかい素材が巻き付くように耳をホールドする仕組みで、顔の幅に合わせて調節可能です。普段眼鏡をかけるとずれるのが当たり前なので、この眼鏡にすると最初は、ずれないことに戸惑われるようです」

 --眼鏡業界での立ち位置は

 「ロープライス(低価格)店と、われわれのようにお子さま向けからご年配向けまで数多くそろえた総合眼鏡小売店、そして高品質で希少性の高い商材を扱うコンセプトショップという業態があります。ビジョンメガネは真ん中の立ち位置から、商品や保証などでオリジナリティーがあることを知っていただくことが課題ですね」

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