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【渡邉美樹 経営者目線】ワタミ「120億円」で反転攻勢!! 都議選「駅前演説は人流抑制に反する」 (1/2ページ)

 東京都の感染者数が増加傾向だ。企業へはテレワークを指示しながら、都議選の演説は相変わらず駅前で行っていた。人流を抑制するという総論は賛成、しかし自分たちの当選のための街頭演説はいつも通り。そんな「総論賛成各論反対」。これが今の政治の現実だ。

 ワタミは6月27日に定時株主総会を開催した。コロナ禍で映像配信を今年も余儀なくされたが、以前は両国国技館で開催し、私自らお見送りに立ち、すべてのご意見に耳を傾けていた。株主は同志であり理解を深める場だ。株主総会では「5年後のワタミはこうなる」と将来の新聞記事をつくり発表した。夢はカラーで描くことで現実に近づく。政策投資銀行から120億円の優先株出資を受け入れることも正式承認された。この資金で、全社員の雇用を守り、焼肉店、から揚げ店を大量出店していく。V字回復へ「反転攻勢」の態勢が整った。

 創業オーナーは、目先の利益に捉われず、長期的ビジョンで迅速に手を打つことができ、大胆なリスクをとることができる。コロナ禍でもオーナー経営の企業とは、提携や大型商談が早く進んだ。皆の意見を聞きながら「衆議独裁」、自分を利としない「無私の独裁」が最高の組織のあるべき姿だ。

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