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【ネット騒然銘柄】大黒屋HDとラオックス「来週は新高値」

 東京五輪開催に向け、各国の選手団やスタッフが続々と日本を訪れている。まだインバウンド(訪日外国人客)を取り巻く状況が改善したわけではないが、五輪の開催が投資家たちにアフターコロナの世界を連想させるかもしれない。

 2日は、中古ブランド販売販売の大黒屋ホールディングス(6993)と、国内でブランド品などの免税店を展開するラオックス(8202)がネット上でコメントを集めた。大黒屋は6月下旬、ラオックスは6月30日から株価が急騰急落を繰り返す大荒れの展開。両社にはコロナの影響でインバウンド向けが低迷しているという共通点がある。

 この2銘柄の大手株系掲示板には、「第2のテラだ!(昨年、同社の株価は安値から20倍超に上昇)」「来週は新高値」など、鼻息の荒い書き込みが押し寄せた。

 ラオックスの親会社である中国の蘇寧グループにアリババグループが出資するとの報道もあり思惑買いが入りやすいのは確かだ。ネットトレーダーたちにとっては、五輪開催どうこうよりも、この2銘柄の株価動向のほうが心配だろう。 (新井奈央)

 【2021年7月6日発行紙面から】

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