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【BOOK】師匠・志村さんの言葉で多くの人々の背中を押せたら 数え切れないほどのヒント与えてくれた 乾き亭げそ太郎さん『我が師・志村けん 僕が「笑いの王様」から学んだこと』 (1/3ページ)

 2020年3月29日に稀代のコメディアン、志村けんさん(享年70)が天へと旅立った。故郷の東京都東村山市には銅像が建立されるも悲しみは尽きない。“笑いの王様”の最盛期に付き人を7年間務めた愛弟子、乾き亭げそ太郎さんが“師匠・志村けん”の素顔と思い出を明かす。 文・高山和久/写真・酒巻俊介

 --師匠に手向けた1冊です

 「志村さんが亡くなってから取材の依頼はお断りし、本を書かないかという話を躊躇(ちゅうちょ)していると、ダチョウ倶楽部の上島(竜兵)さんから『師匠がくれた仕事だから受けなきゃダメだろ』と言われ、受けることにしました。志村さんの言葉は、多くの人々の背中を押せるのではないかと、当時の記憶を辿りながら、強烈に覚えていることを書いたのです」

 --志願して弟子に

 「子供の頃からお笑い好きでザ・ドリフターズの大ファン。『8時だョ!全員集合』(TBS系)の放映が終わり、次に始まった『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』(同)に衝撃を受けたんです。なかでもドラマ仕立てのコントは僕の心をわしづかみ。あとは、志村さんのコント職人気質がたまらなくて、絶対この人のもとで学びたいと鹿児島から家出同然で東京に出たんです。6年が過ぎ、やっと意を決して志村さんの事務所をアポなしで訪問。運よく志村さんの運転手を募集していて即面接です。100人の応募の中から採用していただきました」

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