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【渡邉美樹 経営者目線】緊急提言これなら全飲食店が要請を守る ワタミ「キッチンカー」事業参入 (1/2ページ)

 緊急事態宣言の中で東京五輪が開幕したが、政府分科会の尾身茂会長が東京は8月には3000人まで感染者数が上昇すると指摘するなど、ピークアウトがみえない。飲食店としては、営業再開の「希望」がみえない。ワクチン接種率は10~11月ごろに40~50%に達し、11月ごろから少しずつ経済を回復させ、米国のようにマスクのいらない元通りの生活が来るはずだった。しかし接種遅れや変異株の猛威で、下手をすれば、来年も同じ状態が続くのではと懸念も出てきた。飲食店の財務も国の財政も長引けば持たなくなる。

 要請に応じない店も多くなっている。ワタミ直営店は要請順守を続けるが、FC(フランチャイズ)オーナーからは「営業したい」「他の店もやっている」という声が出はじめている。手元資金は底をつく中で、背に腹は代えられない事情を抱えている。

 五輪ムードの緩みや、ワクチンが遅れる中で、感染者数を短期間で徹底的に減らすためには「全飲食店が要請を守る政策」が必要であり緊急提言したい。まずはしっかりとしたエビデンスだ。飲食店やお酒が感染源なら、しっかりとエビデンスを公表し徹底して理解を求めるべきだ。

 もちろん、緊急事態宣言中に公園飲みや路上飲みを禁止する法整備も作るべきだ。そして、営業権を制限する以上、一軒の飲食店も倒産させない補償制度だ。遅れている協力金については、協力金申請書を金融機関に持ち込めば、即つなぎ融資を実行する方針を国が今すぐ出すべきだ。

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