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被害者ほどその後“パワハラ体質”になる? 管理職、傾向5倍に

 過去にパワハラを受けた管理職は部下にパワハラする傾向が約5倍-。

 インターネットでQ&Aサイトなどを運営する「オウケイウェイヴ」が、こんな調査結果をまとめた。自分が過去に受けたパワハラを「教育」として前向きに受け取り、上司になっても厳しい指導が必要と思い込み、パワハラをしている可能性があると分析している。

 6月にアンケート形式で行い、企業の管理職300人が答えた。上司からパワハラ被害を受けたことが「ある」との答えは58.0%、「ない」は42.0%。それぞれに、部下にパワハラをしたことがあるかどうか聞くと、被害経験のある人のうち33.9%が部下にパワハラをしたことが「ある」と答えた。パワハラを受けたことがない人では「ある」が6.3%と約5分の1だった。

 部下にパワハラをしたことが「ある」と答えたのは全体の22.0%、「ない」78.0%。教育に厳しさが必要だと感じているかとの質問では「とても感じる」「多少感じる」の合計が、パワハラ加害経験のある管理職は74.6%。一方、加害経験のない管理職は51.5%となった。

 同社は健康社会学者、河合薫氏による分析も公表。河合氏は「厳しくするだけが教育ではない。上司は縁の下の力持ちとして陰から支え、部下に成功体験させた方が伸びる」としている。

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