記事詳細

【定年後・自走人生のススメ】キャリア企業研修最先端(下) 主流は「ハイブリッド型」 (1/2ページ)

 企業で実施する従業員向けの「キャリア研修」が、コロナ禍の影響で様変わりした。いま、キャリア研修は、複数の要素を組み合わせた「ハイブリッド型」が最先端を走っている。対面方式か非対面(オンライン)方式かという要素と、一斉学習(同期型)か個人学習(非同期型)かという要素の組み合わせである。

 従来のキャリア集合研修は、研修施設などに社員を集めて行う対面方式による一斉学習(同期型)であった。対面式研修は今後も実施困難との見通しから、非対面(オンライン)方式の集合(同期型)研修と、非対面(Eラーニング)方式」の個人学習(非同期型)を組み合わせたハイブリッド型研修プログラム開発に取り組んでいる。

 Eラーニング教材は、星和ビジネスリンク(東京都港区、近浩二社長)と定年後研究所が共同で開発した「キャリア羅針盤」を採用した。「キャリア羅針盤」は、中高年社員の自律的キャリア形成に向けたサポートツールである。Eラーニングといっても、講師が話す動画は登場しない。画面上の問いかけに対して答えていく学習スタイルは、「自己発見型」「気づき促進型」のセルフラーニングだ。

 メインは「オンラインによる集合研修」(1日研修)で、その前後に「Eラーニングによる個人学習(セルフラーニング)」を組み合わせた。Eラーニングの学習期間は、事前が1カ月、事後が2カ月という設定にした=図参照。その場限りで研修効果が持続しにくい「集合研修」の欠点を克服し、受講者が「キャリアに向き合う期間」を数カ月にわたって維持できる。

関連ニュース