記事詳細

【ABS流 令和NEWバブルのすすめ】「楽しい」と感じる商品・サービス生み出せ! スティーブ・ジョブズに学ぶ、iPhone開発の「実行力」 (2/2ページ)

 私は、誰でも発想は可能だと思っています。例えば私が子供の頃、まだおもちゃが潤沢にない時代は、公園で子供たちが集まり、自然発生的に「○○ごっこ遊び」をやっていました。楽しみながらアイデアを出し合うという点では、子供たちもジョブズと同じだと思うのです。

 バブル崩壊後、私たちは努力を重ね、マーケティングを学び、実践してきました。しかし、バブル崩壊後の日本のビジネスにおけるダイナミズムは、どんどん失われていると感じます。その最大の理由は、仕事に「楽しさ」がないからだと思います。

 やはり人間は「楽しい・面白い」と感じるモノやコトがやりたい。そして、そこから生まれた発想や商品・サービスが同じ人間に支持されるのだと思います。

 冒頭のスケートボード競技も、努力と根性で苦しい汗を流す行動とは真逆。自分が楽しいと思っているから練習は苦ではなく、楽しい気持ちのまま競技で良い結果を残し、見る人も感動させる。アスリートも見る側も、ワクワクするハッピーホルモンが湧き出るのです。

 日本のビジネスパーソンも、これからはもっと感性を生かし、「こんなモノやサービスがあればワクワクする」と感じるアイデアを出し合いましょう。上司や経営陣も「責任は俺が取るから思い切ってチャレンジしてみろ」と鼓舞するのです。

 これこそが、バブル期の財産だった「クリエイティビティ」そのものです。令和の時代にそれを復活させるには、ジョブズのような「真のリーダーシップ」が不可欠だと思います。

 ■ABS世代 昭和30(1955)年から43(68)年生まれの、若者時代にバブルを謳歌した世代。

 ■鈴木準 1960年生まれ。ジェイ・ビーム代表。INNOVEX LLC.代表。一般社団法人日本元気シニア総研執行役。マーケティングプランナー。USCジェロントロジスト。感性を生かしたマーケティングを得意とする。

関連ニュース