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【夕刊フジ×キイストン 飲食業新時代への挑戦】「いつでも買える」苦境の飲食店の強みに 「冷凍自販機deおうち中華」(福しん) (1/2ページ)

 低価格のラーメン・定食が人気の「福しん」を都内で32店舗経営する「福しん」(東京都豊島区、高橋順社長、http://fuku-sin.co.jp/)。低価格だけでなく、国産野菜使用のギョーザ、白米から作るチャーハン、ラーメンのスープや麺、チャーシューはすべて自社工場で作るといった味へのこだわりにファンも多い。

 コロナ禍の時短営業で、売り上げがかなり落ち込んだ時期もあり、観光客の多いエリアの2店舗は閉店せざるをえなかった。残る店舗はコロナ禍前から行っていたテークアウトやデリバリーを強化。通常6個200円のギョーザを100円でテークアウトできるタイムセールを開始。最初はギョーザだけが目当てだった人も、だんだんと他の商品も購入してくれるようになった。

 また、昨年から始めたギョーザのサブスクリプションは、毎日1皿(6個)を最大3皿食べられて月額500円という驚きの価格。平均3・5回来店するそうだが、高い継続率を維持している。

 「コロナが収束しても続けられるサービスしかやらない」という高橋氏。今年4月からは店頭に「冷凍自販機deおうち中華」を設置し、店内に入らずに好きな時間に気軽に福しんの商品が買えるようにした。

 飲料の自販機などを扱うサンデン・リテールシステムが今年2月に新発売した「ど冷(ひ)えもん」という商品で、1号機の話題をネットで知り、「これだ!」とひらめいたそうだ。屋外専用の冷凍自販機で、さまざまな形や大きさのものが扱えるというところが決め手だった。

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