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【夕刊フジ×キイストン 飲食業新時代への挑戦】スイーツ開発や弁当プロジェクトでファンを獲得「CLASSICINC.」 (1/2ページ)

 「TAMEALS」「ALMA」などのバーやレストランを都内で10店舗経営する「CLASSIC INC.」(東京都渋谷区、萱場俊克社長、https://classic-inc.jp/)。お酒を出す業態が多いため、コロナ禍の打撃は大きかったが、いち早くカフェ業態へ切り替え、開発したスイーツがヒットし、事業を支えた。

 フレンチバル「VAPEUR」のシェフが本場ボルドーで出会ったカヌレを参考に開発した「銀座コリドーカヌレ」は、1日平均400~500個売れており、最高で769個を記録。グランスタ東京内にあるバー「Depot」で発売した「懐かしほろ苦プリン」はSNSで話題になり、東京駅の新たなお土産の地位を築いた。

 一方、同社は前身時代から20年以上、社会貢献活動を続けており、新たなチャリティー活動にも乗り出した。フードロス削減・食材の持続可能性の観点・価値ある食材を知るきっかけになることを目的に立ち上げた「SUPPORT BENTO PJ」は、生産者を応援するためのプロジェクトだ。

 今年2月の第1弾「いわて短角牛特上カルビ弁当」に始まり、3月には「三陸産穴子の煮穴子弁当」、5月「京都ぽーくの生姜焼き弁当」と続いた。昨年、東京・有楽町駅高架下にオープンしたカフェバー「THE STAND」にて期間限定で販売。畜産業者や鮮魚卸店をサポートするプロジェクトなので、弁当の価格は原価代と包材費のみで利益はないが、この取り組みで新たな客層、ファンを獲得したのは間違いなく、第1弾から第3弾までで用意した約750個が完売した。

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