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【AI時代の発想術】若者に触発され…思いつきでゲーム作り コロナ禍で多くの作家たちが誕生するような気がする (1/2ページ)

 今年の夏は原稿書きに明け暮れた。書いた文字は10万字、メモしたポストイットは厚さ10センチになった。ただ、読み返してみると、似たり寄ったりのことを何度も書いている。

 イラストも100枚は描いた。人様にわかるような絵を描くのは苦手なので、その絵を見ただけでは何が言いたいのかわからないシロモノではあるが。

 それらのガラクタ原稿やラクガキ絵を息子に見せたら、「わからない」の一言が返ってきただけ。知り合いの女子高校生にも「むずい(難しい)」と言われた。

 意気消沈した。

 読み返してみると、確かにうんちくばかり並べていて、肝心の言いたいことが少ししか書かれていない。絵の方は「こっちよりあっちの絵の方がいい」「○○○みたい」「もうちょっとこうした方がいい」などと、何かしらの反応は返ってきた。

 そこで、文章を極端に短くして、それに絵をつけて30枚ほど作ってみた。ところが、こんどは「多すぎる」と言われてしまった。

 わからなくなった。

 書いたものを前に思案していると、息子が原稿の一部にラインマーカーを引き、「ここはわかる」と返してくれた。がくぜんとした。その通りなのだ。言いたいことのエキスがラインマーカーで明快に浮かび上がっている。

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