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【榊淳司 マンション業界の秘密】ありえる「中国発」日本の不動産バブル崩壊 北京や上海の一等地マンション価格は利回りが1%かそれ未満に (1/2ページ)

 不動産業界の人と話す機会は多い。彼らはなぜか私のことを「未来が見える」と思っている。

 よく聞かれるのは「このバブル、いつ終わるのですか」ということ。

 この手の質問には、もう1000回くらいは答えたかもしれない。結論を言えば、「分かりません」となる。しかし、確実なのは「そのうち必ず終わります」ということだ。

 先日、同年代の不動産業者たちと歓談した。われわれの世代はあの平成バブルを経験した最後の世代。20代半ばから後半がバブルの最盛期だった。

 同じ質問でも、あの平成バブルを知っている方々には説得力のある説明ができる。

 今回のバブルが終わるとすれば、それは中国発になりそうだ。こんな風に言う。「現在、北京や上海の一等地のマンション価格は利回りが1%か、それ未満になっています。あり得ない水準でしょ。すでに中国で最大手の不動産デベロッパーのデフォルト(債務不履行)が迫ってきています。その会社の負債額は日本円で9兆円規模らしいですよ」

 中国では土地がすべて公有。マンションの場合、日本で言えば、最長70年の定期借地のような権利形態で売買されている。それで賃貸運用の利回りが1%ということは、普通に考えてあり得ない。完全なバブルである。

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