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【家電の世界】家族がパソコンを遠隔操作して助言できる仕組みも 富士通ふくまろおしえてサービス (2/2ページ)

 「人に寄り添うコンピューティングの実現」を目指している同社が、コンピューティングの枠を超えてその姿勢を実行している。

 その同社が新たなサービスを開始した。それが、デジタルが苦手な人をサポートする「ふくまろおしえてサービス」である。このサービスのユニークなところは、家族がサポートする仕組みを提供している点だ。

 富士通パソコンには、会話が可能なAIアシスタント「ふくまろ」が搭載されており、パソコンの画面を通じて、簡単な使い方などは教えてくれるが、「家族に教えてもらいたいことがあるのだけど」と話しかけると、LINEメッセージを通じて家族に連絡。家族がサポートできそうならば、6桁のセキュリティーコードを入力し、許可ボタンを押すだけで、家族が遠隔地からパソコンを操作できるようになる。これはWindows(ウインドウズ)10に搭載されているクイックアシスト機能を利用したものだ。

 「簡単なことであれば家族に聞きたいという人も多い。ワクチン接種の予約も、この機能を使えば、家族が遠隔地から操作して予約が取れる」と同社。テクノロジーだけに頼らず、家族のつながりを利用するという新たなスタイルのサービスともいえそうだ。 (ジャーナリスト)

 ■大河原克行(おおかわら・かつゆき) 30年以上に渡って、IT・家電、エレクトロニクス業界を取材。ウェブ媒体やビジネス誌などで数多くの連載を持つほか、電機業界に関する著書も多数ある。

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