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【令和を変える! 関西の発想力】滋賀県のタクシー会社が“NO密”観光プラン 自然豊かな城跡を巡る (1/2ページ)

 コロナ禍に陥って1年半。ワクチン接種も進んで、都道府県をまたいだ移動がようやく緩和されそうです。ただ油断は禁物! ソーシャルディスタンスを守らねば、久々の観光も楽しめません。

 そんな機運を察してか、滋賀県の近江タクシーが、ソーシャルディスタンス満点の観光プラン「近江の御城印100巡り」を発売しました。滋賀県に多い自然豊かな城跡を、密にならないタクシーで巡るという“安全安心”なプランです。特に演出がハンパなく、案内するタクシーの車体には人気アクションゲーム「戦国無双5」の戦国キャラクターが描かれ、案内する城跡には、「御朱印」ならぬ「御城印」が配備されています。

 しかも、この「御城印」は滋賀県の市町村や観光協会、文化財課が連携してつくった努力の賜物。つまり「近江の御城印100巡り」は滋賀県が地域ぐるみで打ち出す、産官学連携の一大観光プロジェクトなのです。

 そのコンセプトは滋賀県らしく戦国時代。というのも滋賀県は戦国時代の足跡が色濃く残るところで、織田信長の安土城や石田三成の佐和山城など、名だたる武将の城とともに、滋賀県内に建てられた城は1300もあったと伝えられています。しかし戦国時代だけにその大半は焼失し、今では城があったことを示す石碑がポツンと立っているだけで、ただの自然豊かな場所にしか見えません。よってこれまでは、観光名所としては物足りず派手なPRはできませんでした。

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