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【今からできる年金+10万円生活】「年金+月額10万円」シニアの再就職に欠かせない主体的準備 (1/2ページ)

 「年金+月額10万円」を実現する手段として、すぐに思いつくのは再就職だ。しかし実情はどうだろうか。今回は、50歳以上に特化した人材紹介・派遣会社、シニアジョブの中島康恵社長(30)にシニアの再就職事情を聞いた。

 同社に登録している求職者数は約5万6000人。登録会社数も約5万社を超えるという。そこで職を得た人の平均月収は約25万円。「職種によっては、もっと稼ぐ人もいます」(中島氏)。

 同社はもともとシステム開発が主な業務だったが、2016年に現在の事業に転換した。きっかけは、中島氏がある会計事務所を訪問した際、「シニア人材を採用したい」と言われたことだという。なぜシニアなのか、と中島氏が問うと、「スキルを持ったベテランが欲しい」という理由だった。

 加えて、会計事務所の顧客は高齢の社長が多いため、年が近い世代が担当した方がいいという狙いもあったという。「高齢者が仕事探しに困っているという報道をよく見ていました。でも、目の前には高齢者を採用したい人がいる。情報のミスマッチがあるんじゃないかなと思ったのです」(中島氏)。

 同社が募集する職種はさまざまだが、特に工場の生産管理や建設の施工管理など「現場のスキル」を持つ即戦力が多く求められている。大企業の工場で長年働いてきた人は引き合いが多いそうだ。

 逆に事務や営業などホワイトカラー業務のシニア採用案件は少ない。しかし、その中で社会保険労務士など士業(しぎょう)の募集があるのが目を引く。中島氏によると、近年は労働問題案件が増えているうえに、補助金申請業務も多いからだという。

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