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【今からできる年金+10万円生活】定年退職者にキッチンカーという「場」を提供 バクテーの売り上げで「年金+月額10万円」軽くクリア (1/3ページ)

・まだ働けるのに「場」を見つけられない人が多い

・飲食でもキッチンカーは固定費のリスクが小さい

・定年の3年前からは準備をしておきたい

 60歳で定年を迎えて雇用延長で働く人は多いが、長年過ごしている会社なのに立場が変わったことで居心地の悪さを感じる人も少なくない。シニア世代でもまだ働けるのに、「場」がないためだ。

 大手メーカーで働いていた伊藤恭輔氏(63)も、会社員時代の先輩で優秀だった人たちが再雇用に入って今ひとつ活躍できていない状況を危惧していた。そこで定年退職後、そんな同世代の人たちに「場」を与えたいと考え、シンガポールの名物料理バクテー(肉骨茶)のキッチンカー(移動販売)のフランチャイズ展開事業をスタートした。

 海外勤務が多かった伊藤氏はシンガポール駐在時代にバクテーに魅せられた。バクテーは現地のソウルフードで、日本のラーメンのようにあちこちに店があるという。

 フランチャイズ展開を行うには、まず自分で運営し成功させなくてはならない。だが、店舗を構えるのは家賃や人件費などの負担が重すぎてリスクが高い。キッチンカーなら固定費負担がかからないと考えた。しかし、出店場所をどうするか?

 伊藤氏はMellowという若いベンチャー企業の相談会に出かけた。同社はキッチンカーを始めたい人の相談に乗り、場所を手配してくれる企業だ。

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