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【AI時代の発想術】大発明へ「量子理論で進める」創造法 デジタルツール駆使して情報収集、文章作成をしてわかったこと (2/2ページ)

 音声をテキスト化するデジタルツールもある。これを使って10万字ぐらいの原稿を書いたが、読み返してみると内容はクズだった。読者を意識しない「しゃべり文章」は一見ラクだが、言いたいことがあいまいで、読むのは苦痛。頭にも何も残らない。1文字1文字書いて(入力して)文章力を鍛えねば、人が読んでくれる文章にはならないということだ。

 イラストを描けるアプリで絵を300枚描いた。しかし、アプリで描いた絵に魂は感じられなかった。むしろ、自分の思いや言いたいことを意識して描いたラクガキのほうが真に迫る“作品”となる。

 デジタルツールでタブレット用のゲームも作った。これはネットで公開するよりも、目の前で実際に人にやってもらうほうがライブ感があり、盛り上がる。そして達成感がある。

 さまざまなデジタルツールを使ってわかったことは、「個人がオリジナルを作って提供する時代」に移ろうとしているということだ。

 では、何を創るか? 年末までのあと3カ月にやるのは「量子理論で進める」創造法だ。量子コンピューターは従来と異なり、0と1で計算するのではなく、「0でもあり1でもある」すべての可能性を一度に表示して目的に一致したことを割り出す仕組みだ。

 つまり、デジタルツールを一つ一つ使っていくのではなく、同時に全部使って、その中から最適解を発見するのだ。もしかしたらその中から大発明が生まれるかもしれない。ワクワクしてきた。 (プランナー・久保田達也)

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