記事詳細

【定年後 難民にならない生き方】老後も“リア充”な生活を送るため50代、60代から考えておくべきこと “自分スタイルな生き方”明確に (1/2ページ)

 平均寿命が延び、「人生100年時代」と言われる中、老後の不安は尽きない。内閣府が実施する「社会意識に関する世論調査」では、50代の7割以上、60代の6割以上が「経済的なゆとりと見通しが持てない」と回答。多くの定年世代が先行き不透明な不満や不安を抱えていることが明らかになった。

 「50歳を過ぎた頃から、老後の生活について具体的に考え始める人は多いと思います。ただし、自分が“要介護生活”になったときのことを考える人は少ないはずです。誰しも楽しい将来のことは考えたいけれど、将来起きるかどうかわからない“怖いこと”は考えたくないからです。しかし、平均寿命が伸び続けている今、『起きるかどうか分からない』とのんきに構えていられる時代ではなくなっています」

 こう指摘するのは『子どもに頼らない しあわせ介護計画』の著者、高室成幸氏(ケアタウン総合研究所代表)だ。高室氏はこれまで25万人以上のケアマネジャー(以下、ケアマネ)を対象に、ケアマネジメントの研修を行ってきた。その中で繰り返し聞くケアマネの苦労のひとつが「利用者の方の暮らしや介護への希望がつかめない」だったという。

 老後をどう過ごしたいですか? そう問われたとき、あなたはどう答えるだろうか。多くの人が謙遜もあってか、「普通に暮らしていければそれでいい」と答える。しかし、ここで言う“普通”がどのような状態を指すのか、本人以外が推し量るのは思いの他、難しい。

関連ニュース