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【渡邉美樹 経営者目線】「平日に飲む文化」取り戻すために ワタミ「コロナでもSDGs」 (1/2ページ)

 東京都などで時短要請など全面解除された。しかし「平日に飲む文化」が壊れてしまい、客足が元に戻るかは疑問だ。

 飲食店の経営者からは「8000万円借金していて、協力金なければ月100万円の赤字。協力金でプラスマイナスゼロ」「借金5億5000万円、現金2000万円の債務超過。5月の協力金も入金されない」といった相談があった。

 全面解除して70%しか客足が戻らなければ、相当の飲食店が倒産するかもしれない。「飲んで帰る=社会悪」の風潮を変えないといけない。

 とにかくキーワードは「安心」だ。ワタミは接客従業員に抗原検査を実施するなど、月額約1000万円のワタミ安心宣言を継続している。

 事業者がワクチンパスポートを導入しようにもワクチンへの「否定・批判」も一定数ある。国がはやく具体的方針を決めてほしい。

 何より感染者数が減っている「今、取り組むべきこと」がある。病床数をしっかり確保し、ワクチンパスポートや検査パッケージを確立することだ。第6波が来たら「しかたない」ではなく、やれることはある。

 外食産業が厳しい中でもワタミはSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを進める。先週22日には愛知県で開催された「SDGs AICHI EXPO 2021」で基調講演した。コロナだから「SDGsどころではない」「しかたない」では、たがが外れる。

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