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【渡邉美樹 経営者目線】ワタミ「牛タン串」今こそ感謝価格で!! ミートショックの先にもっと大きな財政危機 (1/2ページ)

 原油や牛肉の価格高騰、この動きは「嫌な感じ」だ。世界各国ウィズコロナで、経済を完全に止める政策はもうとらず、堅調な需要が見込まれる。今後もこのインフレは続くであろう。

 原油が高騰すれば、あらゆる物価の上昇を招く。消費者の外出控えにもつながる。日本は、賃金が上がらないまま、物価が上がる厳しい状況で、先行き景気が心配だ。

 世界的なインフレに対して各国が引き締め政策をとりはじめた。国際決済銀行(BIS)によると、2021年に主要38カ国の中央銀行のうち、13カ国が政策金利を利上げしている。米連邦準備制度理事会(FRB)も量的緩和策縮小を決定し、緊縮への転換を図る見通しだ。一方の日銀は、出口戦略を語ることすらしない。円に対する世界の信任が心配だ。

 懸念されるのは、各国が利上げに踏み切る中、日本は他国と歩調を合わせられないことだ。先日会った地銀の頭取は「日本は利上げできない」と言っていた。日銀は大量の国債を抱え、利上げすれば、日銀の債務超過に直結する。

 ニッポン放送の番組で、元モルガン銀行東京支店長の藤巻健史さんと対談した。藤巻さんは米国が利上げすれば、日銀の破綻やハイパーインフレの引き金になりかねないと指摘する。5年以内、早ければ今年中にもその「危機」の可能性があると警告する。

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