記事詳細

【天野秀夫 中小型厳選株】「モビルス」IPO後で初の反騰へ 株価1300円近辺の値ごろ感が魅力 コンタクトセンター向け事業で成長中 (1/2ページ)

 12月IPO(新規上場)ラッシュに向けた発表がここから活発化してくる見込みです。昨年は26銘柄が12月にIPOしました。新規上場の増加は市場から資金を吸い上げることから需給的にはマイナス要因ですが、物色に刺激を与えるという視点ではプラス要因であり、総合的には中立材料ともいえます。

 こうしたなか、物色面では直近IPO銘柄の見直し買いも進展し始めます。この流れに乗って活躍期待が膨らんでくるのが、株価1300円近辺の値ごろ感が魅力の「モビルス」(4370)です。

 今年9月2日にマザーズにIPO(新規上場)したモビルスは、コールセンターおよびコンタクトセンター業務を効率化するサービスをSaaS(クラウドで提供されるソフトウエア)形態で提供しています。利用期間に応じて月額利用料または年額利用料で提供するサブスクリプション形態のサービスです。

 従来型の電話を中心としたコールセンターによる顧客サポートでは、電話が集中した場合に顧客を待たせ、対応時間が限られるなど、オペレーターの人手不足や離職率が高まる課題があります。これに対して同社はオペレーターによる有人チャットサポートや、チャットでの問い合わせに自動で応答するチャットボット等のサービスを提供し、オペレーターの負荷軽減、業務効率化、コスト削減を実現していることが事業の特徴です。

 ユーザーとして、三菱UFJ信託、野村グループ、au損保といった金融大手から串カツ田中、ファイバーゲート、サントリー、そして福岡市、横浜市、堺市など自治体に採用が広がっています。

関連ニュース