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【天野秀夫 中小型厳選株】「モビルス」IPO後で初の反騰へ 株価1300円近辺の値ごろ感が魅力 コンタクトセンター向け事業で成長中 (2/2ページ)

 マイナンバーカードを利用した本人特定プロセスをAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)で開発しており、マイナンバーカード関連株としても注目できます。

 こうしたサービスをりらいあコミュニケーションズなどコールセンター大手が販売代理店を担い、大株主のエヌ・ティ・ティ・コムウェアとトランス・コスモスには製品をOEM(他社ブランドの製品を製造)供給しています。

 新製品として、アバターを使ってリモートでの接客サービスを可能とするソリューションの開発も進めています。

 そして、10月15日に8月期本決算を発表済みです。前期は29・6%増収、3・2倍営業増益で着地。今8月期業績予想は、売上高15億600万円(前期比22%増)、営業利益2億8000万円(同2倍)、経常利益2億8200万円(同92・9%増)、当期利益2億1200万円(同59・1%増)と前期に続く高変化率を見込んでいます。

 9月IPO時の公開価格は1280円、初値1830円で上場後の高値は9月8日の2310円。しかし、この高値マーク後はほぼ一貫して下落し、直近は1300円割れまで調整しています。IPO後、初の株主総会を11月29日に控えて、IPO公開価格近辺に調整した株価は見直しから、本格的な反騰態勢に入ってもおかしくない好業銘柄です。

 ■天野秀夫(あまの・ひでお) 日本大学法学部卒。1987年4月、日本証券新聞社に入社。記者、編集局長などを経て、代表取締役社長を12年近く務める。2017年4月、独立。証券・金融界、上場企業経営者とのパイプを生かし金融リテラシーへの貢献を目指す。

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