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【新・兜町INSIDE】2017年のNISA購入株や投信が満期に…どうする満額口座の大化け株

 値上がり益や配当に課税されないNISA(少額投資非課税制度)口座は非課税適用が最長5年。今年末は2017年中にNISAで買った株式や投信が満期を迎え、証券会社には5年間で大化けした銘柄を持つ個人投資家の相談が増えているという。

 17年は日経平均が1万8333~2万2939円と、現在の3万円近い水準を大幅に下回る。大手証券の営業担当者は「17年末比で、ソニー2.7倍、日立1.7倍と急騰銘柄が続出し、5年経過後の税金が気になるお客さんが多いようです」と話す。来年に発生する新規NISA枠にそのまま持ち越せば非課税だが、活発に投資する顧客には課税される通常の口座への移行を勧めたいという。

 「通常口座に移した株や投信の値上がり益は課税されます。ただ、ここ5年で3倍になった株式がさらに3倍になる可能性はそう高くないでしょう。むしろ通常口座に移した株が値下がりすれば、損益通算できるメリットがあります。来年発生する新規の非課税投資枠は別の銘柄の底値買いに回すのが賢明でしょう」

 【2021年11月17日発行紙面から】

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