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【新・兜町INSIDE】日経平均株価、2022年は上値3万4000円…野村最新予想

 中間決算発表が終わり、市場参加者の関心は2022年相場の行方に移ってきた。野村証券はこのほど発行したリポート「日本株投資戦略11月号」で「前半堅調、後半足踏み」とのシナリオを披露。来年の日経平均株価の上値を3万4000円と予想している。

 リポートでは、仮に22年度末(23年1~3月期)を業績水準のピークとすると、株価のピークは22年4~6月期という大まかなイメージになるとしている。年後半の株価は足踏みが予想されるという。米国中間選挙後の「ねじれ」による政治停滞や国内で金融課税を含めた増税が検討される可能性、黒田東彦(はるひこ)日銀総裁の任期満了接近による金融政策の不透明感などがリスク要因だ。

 最強のリサーチ部隊を持つ野村証券の予想は東京市場で絶大な影響力を持ち、他の証券会社も強い関心を寄せる。「ひと昔前と違って強気一辺倒ではなく、最も実用的なリポートだ」(投信運用会社)とプロも高く評価する。ちなみに11月の参考ポートフォリオの新規組み入れ銘柄は関西ペイント、日本電産、ヤマハの3銘柄だ。

 【2021年11月19日発行紙面から】

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