記事詳細

「ワールド・チーズ・アワード2021」 『翡翠』『二世古椛【momiji】』“ジャパンチーズ”スーパーゴールド受賞 日本から37品が参加

 チーズの国際品評会「ワールド・チーズ・アワード2021」がこのほど、スペインで開かれ、日本のアトリエ・ド・フロマージュ(長野県)の『翡翠』とニセコチーズ工房(北海道)の『二世古 椛【momiji】』がスーパーゴールドを受賞した。

 コロナの影響で2年ぶりの開催となった同大会には、世界45カ国から4079品のチーズがエントリー。日本からは25工房37品が参加した。

 審査では、まず約250人の審査員による一次審査で金賞、銀賞、銅賞のチーズが決定され、この段階で日本のチーズが金賞(5品)、銀賞(3品)、銅賞(6品)を受賞。そして、金賞の中から選ばれるスーパーゴールド88品に日本から『翡翠』と『二世古 椛』が選出された。

 その後、16人の特別審査員による最終審査が行われ、『翡翠』は16品のチャンピオン候補にまで残ったが、チャンピオンチーズには、スペイン、ケソス・イ・ベソスの『オラヴィディア』が選ばれた。

 チーズの需要は、国内のチーズ総消費量が6年連続で過去最高を更新するなど高い状況が続いているが、EUやオセアニアからの輸入チーズへの対抗が課題。業界団体では日本産チーズの品質底上げを目的に国際的なコンペ参加をバックアップし、国際競争力を高めることを狙っている。

 残念ながらチャンピオンチーズの座は逃したが、前回大会でもベスト16に選ばれており、今回の結果は“ジャパンチーズ”の品質が年々向上し、国際競争力を得るまでに成長していることを証明している。

関連ニュース