廊下やエントランスの照明をLED電球にして料金削減

2013.07.02


マンションの廊下では、量産品の少ない円形の照明が多い(提供・マンション管理士 深山州氏)【拡大】

 節電の夏がやってきた!マンションの電力使用量も減らそう。マンションでも、エレベーターや給水ポンプ、廊下やエントランスの照明などで多くの電力を使用する。工夫次第で料金の削減ができる。

 【年70万円削減

 東京都足立区のマンション(築3年、77戸)は、廊下の照明のうち、3分の1をLED電球に取り換え、電気の契約容量も下げた。結果、年約70万円の削減を実現した。導入費用は最長2年半で回収できる見込みだ。

 一方、横浜市の築16年、89戸のマンションは、電力の全戸まとめ買い(高圧一括受電)により年約64万円、35%削減できた。

 1年ではそう多額にはならないが、10年で見ると「積もる費用」は大きい。減らした分を居住者に返金したり、修繕積立金に組み入れたりすれば、結果的に家計の助けになる。

 【できるところから

 電気料金削減といっても、実は簡単ではない。たとえば、LED電球には、国産品と海外品があり、安い海外品に目を奪われやすい。しかし、質の確保は大事だ。国産品にしたい。また、「サークライン」と呼ばれる円形の量産品が少なく、割高だ。さらに、電球に加え器具も取り換えなければならないものもあり、統一した見積もりを依頼するのが難しい。

 管理組合コンサルタントのメルすみごこち事務所(東京都渋谷区)のマンション管理士、深山州氏はこう話す。「最初から全照明を取り換えようとせず、できるところから始めたい。器具を含めて取り換えても短期間に投資分を回収できるなら、限定的に取り換える。こういった点を熟知し細かく提案できる業者に見積もりを依頼したい」

 【何年で回収できるか

 LED照明に取り換えるほかにも電気料金を減らす方法は複数ある。いずれも管理組合のお金を使う場合、マンションの総会で過半数の賛成が必要。

 ここで「年間削減額が少なすぎる」という声が挙がるかもしれないので、費用対効果を訴えたい。たとえば、5年で投資分が回収できるとする。500万円を使い、電気料金が年50万円下がれば年10%、100万円かけて年20万円減少すれば、年20%の利回りといえる。「複数のプランを考え、合意を得られやすいものを提案する」(深山氏)。

 共用部の電気料金は、もともと自分たちが払った管理費だ。使い方にも気を配りたい。(不動産・住生活ライター 高田七穂)

 

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