メガバンクに勤める「お金のプロ」 株式投資で借金まみれに…

★いますぐ妻を社長にしなさい(1)

2014.02.25


坂下仁(著)「いますぐ妻を社長にしなさい」(サンマーク出版)【拡大】

 私は三大メガバンクのM銀行に勤める幹部行員で、「お金のプロ」のはしくれだ。20年以上にわたって数百もの企業へのコンサルティングや財務指導、融資を手がけ、あまたの個人客に資産運用のアドバイスをしてきた。数多くの企業・個人の成功例や破綻事例も目の当たりにし、銀行・証券・保険にまたがる金融の資格も持っている。

 それなのに、私は経済的に自由になるどころか、金融知識とノウハウを総動員した結果、借金地獄に陥り、破産寸前にまで追い込まれた。

 忘れもしない、2004年ごろ。「いずれ日本の経済は破綻する、財政も破綻する、年金も破綻する」という報道が新聞やテレビをにぎわすようになった。おじけづいた小心者の私は、必死に逃げ道を探した。

 そんなとき、株で稼いでいた同僚から、不動産関連株式への投資を勧められた。私は、株式投資に関する本やセミナーからノウハウを吸収し、万全の態勢で勝負に打って出た。最初のうちは連戦連勝で、面白いようにもうけが膨んだ。

 しかし浮かれ気分は長くは続かず、2006年1月のライブドア・ショックをきっかけに新興株式市場が値を下げ始めた。そこからは坂道を転がるように、損失が拡大。順調にたまり続けていた私の貯金はあっという間に0になり、そこからさらにとんでもない額の借金へと膨れ上がっていった。

 「お金のプロ」と思われがちな銀行員だが、実際はただのサラリーマン。劇的に資産を増やすノウハウを持っているわけではない。銀行員だって当然のように借金地獄に陥ることがある。(坂下仁)

 ■さかした・じん 三大メガバンクの1つ、M銀行勤務の現役幹部銀行員。自らの金融知識を過信したために株取引で莫大な借金を抱え、親の年金で自宅のローンを支払い、フリーマーケットで買った300円の衣服で生活するほど困窮。その後、破産寸前で「お金の本質」に気づき、5年で借金を全額返済。同時に、数千万円のキャッシュフローと数億円の資産を手に入れた。

 現在は銀行で働きつつ、プライベートでは社会奉仕の一環として、サラリーマンが裕福になるための啓蒙活動に取り組んでいる。『いますぐ妻を社長にしなさい』(サンマーク出版)が初の著書。

 

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