株式投資で借金地獄… どん底で気付いた「お金の正体」

★いますぐ妻を社長にしなさい(2)

2014.02.26


坂下仁(著)「いますぐ妻を社長にしなさい」(サンマーク出版)【拡大】

 あなたは「お金の正体」を何だと思っているだろうか。

 日頃私たちは「お金」という言葉を、円やドルのような「通貨」の意味で使っている。経済学では「価値の尺度」「交換の媒介」「価値の保蔵」という3つの機能を持ったモノを通貨と呼んでいる。しかし、それらはお金の本質とはまったく関係ない。

 結論からいうと、世の中の人々の感謝の気持ちやおわびの気持ち、それがお金の正体。社会に貢献して、誰かを幸せにした結果として、あなたのもとに集まってくるものがお金だ。そして、通貨とは「感謝の気持ちやおわびの気持ち」を分かりやすく「見える化」したものに過ぎない。

 このことに、私は貧乏生活のどん底で初めて気付いた。お金のプロを自認していたはずなのに、お金を増やすどころか借金を増やしてしまったのはなぜか。そして、これからどうすればお金を増やして借金を返済できるのか。私は何度も自分に質問し続け、そして、はたと気付いた。

 知識やノウハウを駆使して株を売買しても、世の中の誰も私に感謝しない。誰も私に対して感謝しないのだから、誰も私にお金を払おうなんて思わないのだ。

 また自分の器(スキル、考え方、人望など)を大きくしなければ、他人や世の中に大きく貢献できない。大きく貢献できなければ大きく感謝されない。このように、自分の器以上に稼ぐのが難しいのも、お金本来の特徴だ。

 心の底からその事実に納得した結果、私の考えはガラリと変わり、5年で生活が激変した。(坂下仁)

 ■さかした・じん 三大メガバンクの1つ、M銀行勤務の現役幹部銀行員。自らの金融知識を過信したために株取引で莫大な借金を抱え、親の年金で自宅のローンを支払い、フリーマーケットで買った300円の衣服で生活するほど困窮。その後、破産寸前で「お金の本質」に気づき、5年で借金を全額返済。同時に、数千万円のキャッシュフローと数億円の資産を手に入れた。

 現在は銀行で働きつつ、プライベートでは社会奉仕の一環として、サラリーマンが裕福になるための啓蒙活動に取り組んでいる。『いますぐ妻を社長にしなさい』(サンマーク出版)が初の著書。

 

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