「テンポスバスターズ」森下篤史会長 “開拓人”ユニーク手腕 (2/3ページ)

2014.12.02


森下篤史会長(左、撮影・矢島康弘)【拡大】

 ──そこで、人材教育に力を入れた

 「というか、もともとそういうことが大好きなんです。大学も教育学部ですしね。10年ほど前から、飲食店をオープンしたい人のコンサルタント、プロデューサー業へと事業を衣替えしてきていますので、頭脳を使う人材の育成が急務になった。で、人材研修に力を入れているんです」

 ──「狼研修」などという恐ろしげな幹部研修もあるようですね

 「時代錯誤的なネーミングですけどね(笑)。日本社会はいつのまにか狼を育てなくなった。だけどいかなる分野でも、狼のように人生の見せ場を火の玉のようになって突き進んでいく人材が必要です。そうした人材を育てたいと、私自身が先頭に立ってやっているのがこの研修。受けなくても昇進で差別したりはしません」

 ──「あさくま」、「サンウエーブキッチンテクノ」と相次いでM&A(企業の合併・買収)を手がけた

 「『あさくま』は再建に苦労しましたが、今上期の経常利益が14・5%増、既存店売り上げが11・3%増で、全体の売り上げは35%増。来年を目途とした上場へ準備が整ってきています。加えて直営のステーキレストランを増やし、ビュッフェレストランなど異なる業態を買収、成長を加速させています。『サンウエーブ』も(今年5月の)買収後、すでに黒字化しました」

 ──グループの将来像は

 「5年後にはテンポスバスターズはナレッジ集団に転換し、売り上げを現在の倍の200億円にし、『あさくま』は海外事業を含めて150億円、サンウエーブ部隊は150億円にしたい。計500億円ほどをもくろんでいます」

 【お茶】

 生まれが天竜川の上流。ブランド茶ではないがお茶栽培が盛んな土地という。生家も「1町歩(約9900平方メートル)弱の段々畑の茶畑があり、2週間に1回は田舎に帰り、地下足袋を履いて農作業をしています」と語る。

 お茶農家の出で、夫人は静岡のお茶問屋の生まれ。さぞかし味にうるさいと思いきや、「全然。汗をかいて働くのが好きなだけ。微妙な品質には興味はないです」。

 【健康法】

 「いま一番興味を持っているものは」とたずねた際の答えがこれ。

 「毎朝、過激な運動をしています」

 その内容たるや、「犬を散歩させている間、ずっと中腰のスクワット状態で歩く。昔は100歩も歩けないほど、きつかった。そのほか、地べたで腕立て伏せを35回2セット、足を前後に上げる運動をやはり35回2セット。帰宅すると、庭で鉄亜鈴で左右130回ずつ筋トレ」。息が切れると草むしりをし、「さらに鉄亜鈴を左右130回ずつ。これに鉄棒の懸垂が加わる」という。

 聞いているほうが息が切れそうだ。

 

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