大手ブランド“盲信”は危険 資産価値の9割は立地で決まる (2/2ページ)

2015.05.03


購入の際には専門家のアドバイスを受けた方がいい【拡大】

 したがって、「大手だから」「×××ブランドだから」といって、盲目的に信頼するのは危険。完全なアフターフォローを期待するにも無理がある。不動産業界には「売ってやる」「はめ込む」的な消費者軽視の風潮がいまだに色濃く残っている。

 では、「こんなはずではなかった」という結果を避けるにはどうすればよいのか。まず資産価値のある物件を選んでおくこと。マンションの資産価値は9割が立地。9割の中身は8が駅からの距離、1が環境だと考えればいい。資産価値が安定していれば、欠陥を補修した物件でも売却という解決手段がある。

 次に引き渡し前に行われる内覧会には、必ず専門業者を同行させること。目に見える欠陥はすべて分かるので、補修した後に引き渡しが受けられる。

 目に見えない欠陥は避けられない。見つけてしまったら、売主企業と粘り強く交渉するしかない。そういう時には、ノーブランドよりもブランドがあった方が多少マシ。売主側もブランドを守ろうとするからだ。

 ■榊淳司(さかき・あつし) 住宅ジャーナリスト。1962年、京都府出身。同志社大法学部および慶応大文学部卒。不動産の広告・販売戦略立案の現場に20年以上携わる。不動産会社の注意情報や物件の価格評価の分析に定評がある(www.sakakiatsushi.com)。著書に「年収200万円からのマイホーム戦略」(WAVE出版)など。

 

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