アサヒ飲料・岸上社長 カルピスと経営統合して2年、業界2強へ肉薄宣言 (1/3ページ)

★アサヒ飲料・岸上克彦社長(61)

2015.08.18


アサヒ飲料・岸上克彦社長(撮影・福島範和)【拡大】

 アサヒ飲料とカルピスが営業統合して2年。アサヒ飲料社長にカルピス出身の岸上克彦氏が就任する大胆な人事は業界を驚かせた。新社長は両社員の融合を一段と進めるとともに、「三ツ矢サイダー」「アサヒ十六茶」などのブランドをさらに強化、業界2強に肉薄すると宣言する。 (清丸惠三郎)

 −−売り上げが堅調に推移しています

 「猛烈な暑さが続いており、今年後半もそれなりの数字を確保できるのではないかとみています。前年度は4月に消費増税があり、7−9月は天候不順で、業界全体は対前年度比98%で終わりましたが、当社は101%で着地でき、今上期も業界全体が前年度並みのところ、社員の頑張りのおかげで当社は4ポイントほど上回った。通年でも、そのくらいの数字を確保できると思います」

 −−機関車は炭酸系、特に「三ツ矢サイダー」ですか

 「確かに『三ツ矢』は好調ですが、当社の場合、年間1000万ケースを売る定番ブランドが複数あることが強み。炭酸系では『ウィルキンソン』があり、コーヒーの『ワンダ』、ミネラルウオーターの『アサヒ おいしい水』、ブレンド茶の『アサヒ十六茶』、果汁の『バヤリース』、それに『カルピス』。幅広い商品のブランド力を磨き、チャンネルに合うように出していく。現状、この戦略が功を奏しており、この方向で推進していく予定です」

 −−課題はカテゴリーでナンバーワンが見当たらないことですが

 「『カルピス』が乳性飲料でトップですが、いかんせんカテゴリーサイズが小さい。われわれとしては、市場規模の大きい炭酸で『三ツ矢』『ウィルキンソン』と2つの強いブランドを持っているので、ここでナンバーワンを取りたい。『アサヒ十六茶』も健康茶・ブレンド茶の分野ではストロングナンバーツーと自認しており、ここでも早くナンバーワンになるつもりです。新商品は、6月に発売した『アミールウォーター』のような機能性というか、健康系飲料に注力していきます」

 

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