老後のお金を考える「360」の法則 金融マンに相談してはいけない (1/2ページ)

2015.09.17

連載:経済快説


3人が転落死した川崎市の老人ホーム【拡大】

 短期間に3人の入居者が転落死した老人ホームが話題になっている。安心できる老後を迎えるにはどうしたらいいか、改めて考えた読者も多いのではないか。健康でさえあれば、誰にも老後は訪れる。老後を考えておくことは無駄でない。

 現役時代から考えることができて、老後にあって気になるのは「お金」の問題だろう。現役世代は、老後のお金についてどう考えるべきだろうか。

 ポイントは年金・貯蓄・運用・仕事の4つだ。

 日本の公的年金は、会社が倒産するような形でポッキリ折れて潰れる仕組みにはなっていない。積立金が枯渇しても、現役世代が払う保険料を受給者に配る形で、金額が小さくなっても存続する。

 公的年金の加入者には「ねんきん定期便」と称する通知が年に1度送られてくる。50歳を過ぎると老齢年金の受給見込み額が記載されるようになるので、将来の定期収入のめどとなる。独自の企業年金制度を持っている企業にお勤めの方は、年金を担当する部署に問い合わせると、将来の企業年金も合わせた年金受給額が大まかに分かる。

 厚労省が昨年行った年金財政を検証する計算を参考に推測すると、公的年金は経済が順調に推移するケースで現在の年金受給者のほぼ2割減、悪いケースでは30年後くらいに3〜4割減程度を覚悟しておく必要がある。この水準に向かう調整は、年間に1%減程度のペースで毎年行われることになっている。

 

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。