育児休暇を認めてもらえず「いやなら辞めて」と言われ… (1/2ページ)

2015.12.24

 【Q】 このたび妊娠し、来年春に出産予定であることを会社に伝えました。すると、「産前産後の休暇は認めるが、育児休業は認めない。いやなら辞めてもらって結構」といわれました。同僚に聞いても、今まで育児休業を取得した人はおらず、退職した人もいたそうです。できれば今の仕事を続けたいのですが、どうすればよいか不安です。 (30代女性・サービス業)

 【A】 育児休業は、労働基準法が定める産前産後休暇とは別に、育児・介護休業法によって、1歳未満の子供を育てる男女労働者が取得できます(=子供が1歳になっても保育所に入所できない場合や、配偶者の死亡や病気などで育児ができない場合は、1歳6カ月まで延長が可能)。

 有期雇用で働いている場合でも、継続して雇用されている期間が1年以上で、子供の1歳の誕生日以降も引き続き雇用されることが見込まれていれば取得できます(育介法第5条)。

 要件を満たす労働者が育児休業を申し出た場合、使用者は拒むことはできません(同法第6条)。従わない使用者には都道府県労働局長による助言・指導・勧告が行われ、勧告に従わない場合の社名公表や、虚偽の報告をした会社に対する過料のペナルティーもあります。また、都道府県労働局に調停を申請することもできます。

 過去の裁判例では、会社による育児休業の拒否が民法の不法行為にあたるとして、損害賠償を認めた事例もあります。

 

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