マンションに「ブランド」はない デベロッパーの社風やノウハウが反映 (1/2ページ)

2016.03.13

杭打ち不正が発覚した横浜市都筑区のマンション
杭打ち不正が発覚した横浜市都筑区のマンション【拡大】

 ここ2年ほど、マンション建設における施工ミスが相次いだ。人が住んでいる物件での建て直しや、引き渡し前の物件では「手付金○倍返し」で、購入者に契約解除を求めたケースもある。

 そういう事件が話題になると、必ず「どこのマンションを買うのが安心ですか」という質問を受ける。答えは「どこも安心できません」。

 売主が大手財閥系であっても、施工ミスは起きている。過去に「史上最悪」といわれた欠陥マンション「ベルコリーヌ南大沢」は、当時の住宅・都市整備公団(現UR)が売主だった。スーパーゼネコンと呼ばれる超大手の建設会社が施工したマンションでもミスは起きている。

 マンションというのは、同じものが1つとしてない。例えば、同じ間取りであっても3階と10階では、日当たりや風通しが違う。もちろん、窓の外の風景も異なる。3階の方が10階よりも柱型が太いので、内法面積は狭くなることもある。

 さらに言えば、内装を行う職人が異なれば、仕上げの精度も違ってくる。同じマンションの中でも住戸が異なれば出来不出来が生じている。

 グッチやシャネルの製品は、均質であることが基本だ。どれを購入しても一定レベル以上の品質と性能が保証されている。

 それに比べると、マンションはすべての物件、住戸が異なるので、グッチやシャネルのようなブランドとは、異なる見方をする必要がある。つまり、時々「はずれ」に当たる確率がある。

 

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。