山王スペース&レンタル・山本社長 “借りる魅力”発信 個人向け「家電パッケージ」で注目 (1/3ページ)

★山王スペース&レンタル・山本啓之社長(50)

2016.04.26

山王スペース&レンタル・山本啓之社長(伴龍二撮影)
山王スペース&レンタル・山本啓之社長(伴龍二撮影)【拡大】

 法人向けレンタルだけでなく、個人向けの「家電パッケージレンタル」でも注目を集める山王スペース&レンタル(旧アコムレンタル)。「レンタルの価値を創造し、借りることの魅力を発信したい」と語る山本啓之社長。この4月、グループ会社で、建築内装や不動産事業などを運営するジェイ・エル・エイ(JLA)と経営統合を果たし、新社名でスタートを切った。山本社長が見据えるビジネスモデルは−。 (古川仁一)

 −−主力事業は

 「各種展示会をはじめ、スポーツ大会や学園祭、企業研修などに欠かせない機材やアイテムのレンタルが全体の過半数を占め、残りが事務関連用品などのオフィス向け機器のレンタルです。約8000種類、43万5000点の製品をそろえてます」

 −−4月1日に社名を変えました

 「そもそも『アコムレンタル』と『JLA』は、アコムの子会社で、そのアコムから10年ほど前にマルイトの関連会社になりました。マルイトはアコムの生みの親であり、現オーナーには『いつか(2社を)一緒にしたい』という思いがありました」

 −−経営統合による新たな事業構想は

 「JLAはアコムの『無人クン』を全国展開するなど、全国一律に同じものを提供するノウハウを持っています。現在も外食産業などの全国展開のお手伝いをしていますが、そこにレンタルを組み込んでいきたい。すでにマンションであれば、家具や家電を組み込むモデルケースがあります。外食産業でも厨房品や電子メニューシステムなどをレンタルし、その先にさまざまな事業版が出来上がれば、当社の存在意義につながるかなと」

 −−草創期は個人向けレンタルでスタートしました

 「1970年代、一般消費者を対象にビデオカメラやスーツケースなどを貸し出していました。(親会社の)マルイトの扱っていた反物は、その場で売れるものではなく、お客さまが自宅に持ち帰っていた。要は信頼で成り立っていました。その発想からか、創始者は『貸す事業をやろう』と。貸す部屋としては『ホテルモントレ』があります」

 −−2011年3月の東日本大震災後の5月、東北営業所を開設しました

 「(震災前は)7月に開く予定でした。社員とレンタカーで(震災から)3週間後に現地入りし、パノラマ状態で(惨状を)見ていると、自然と涙がこぼれました。『ボランティアをしながら(当社が)浸透していければ』と思ったものですが、地元は違って、『すぐに立ち上がりたい』という声を聞き、予定を繰り上げました」

 

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