気配りが必要な「共有」 ひと言添えるくらいの余裕を

2016.06.24

地図上の場所なども「共有」することで、正確な位置を相手に知らせることができる
地図上の場所なども「共有」することで、正確な位置を相手に知らせることができる【拡大】

 スマートフォンやTwitter・Facebook、クラウドサービスなどが浸透してきたせいか、普通の人の間でも「共有」という言葉が一般的に使われるようになっている。「共有」は英語の「シェア」の訳語だ。どうにもしっくりこないイメージもあるが、どうやらこの概念はこの用語で決まりのようだ。

 早い話が、飲み屋で席について、とりあえずで頼んだメニューがテーブルに届いたところで「この肉じゃが、共有しますよ(みんなで食いましょう)」「いいね、ありがとう」というのが共有のイメージだ。

 Twitterの場合、メッセージの共有については、あからさまに「共有」という言葉を使わずに「リツイート」という言い方をする。つまり「復唱」だ。ただ、共有する相手がTwitter内に閉じない場合もある。たとえばそのメッセージをメールで誰かに知らせたいとか、LINEで誰かに教えたいといったケースだ。

 この場合、サービスやアプリを超えることになるので「共有」という言葉が使われ、OSを経由して情報が別のアプリに渡されることになる。これはiPhoneでもAndroidスマホでも同様だ。

 また、地図上の場所なども「共有」することで、正確な位置を相手に知らせることができる。予約したレストランの正確な位置情報などはもちろん、初めてのところで相手と待ち合わせをしているときに、とりあえず電話などで相手と連絡しながら、そのとき自分がいる正確な位置を相手に伝えるといったときに便利だ。これも「共有」だ。

 位置情報は、かなり長い複雑なアドレスでできている。それをLINEメッセージやメールなどで相手に送ると、場合によっては相手が不審がって、それを開かない可能性もある。単に送るだけでなく「アドレスが長いですけど、開くと正確な位置がわかります」といった添え書きをしておくくらいの気配りが必要だ。

 どうも最近は、コミュニケーションを極端に端折る傾向が強く、それが誤解を呼ばないか心配になってくるくらいだ。メッセージを「拝啓、時下ますます…」と始める必要はないが、共有情報にひと言添えるくらいの余裕はほしいと思う。 (山田祥平)

 

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