米留学後に独立し「経験序列」を提唱 〈個人編〉人材開発教育コンサルタント (1/2ページ)

★〈個人編〉人材開発教育コンサルタント

2016.07.20

神田祭のお神輿を毎年恒例でかつぐ意外な一面も
神田祭のお神輿を毎年恒例でかつぐ意外な一面も【拡大】

  • <p>玄間千映子さん</p>

 玄間千映子さん(60)は、元日本財団会長、笹川良一氏、元農林水産大臣、近藤元次氏らの秘書を20年ほど勤め、米国へ留学。「人材開発」の組み立てを学び起業した。評論家の竹村健一氏(86)の知己を得て共著、自著を数々出版し、日本人の評価制度「経験序列」を提唱する。日本経済大学大学院で教える玄間さんの意外な夢とは。

 ■転機はセブ島の土産物屋で

 東京出身の玄間さんは3姉妹の末っ子で、父から大切に育てられた活発な子供だった。今でも神田明神のお神輿(みこし)をかつぐ。

 1992年に留学したきっかけは、日本の“年功序列”の将来を危惧したから。

 秘書時代に、休暇でセブ島に行ったときのこと。職場の土産や、見事なわら細工のバッグを5個も買い、支払額を聞いたら法外に安い5000円と言われた。帰り際には、家族全員がわざわざ店の奥から出てきて、合掌して見送ってくれた。

 不思議に思い、運転手に5000円の価値を聞いてみた。「セブの公務員半年分の給料と言われ、あの笑顔のわけに納得でした。東京では、豪華ランチ1回分です。この内外価格差は、低賃金に支えられているはずで、危険な感じがしました」と玄間さん。

 原価は材料プラス人件費(加工賃)で決まる。加工がロボットや低賃金の海外に移ると、劇的に人件費が下がる。日本の給料はどうなっていくのか、疑問を抱いた。

 米国は大不況だった85年ごろでも暴動など起こらず、粛々(しゅくしゅく)と失業対策を行っていた。日本の雇用を守る未来図はここにあるのではないか。米国を留学先に選んだ。

 

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。