日銀の金融政策を気にするマーケット 「ゼロ回答」なら株1000円下落も (1/2ページ)

2016.07.28

連載:経済快説

日銀の黒田東彦総裁は追加緩和に動くのか(共同)
日銀の黒田東彦総裁は追加緩和に動くのか(共同)【拡大】

 今週は、内外の政策発表と株式市場・為替市場などのマーケットとの関係が大いに注目される。27日(現地時間)に発表されるFOMC(米国連邦準備制度の政策決定会合に相当)の結果、さらに29日の昼頃に発表される日銀の金融政策決定会合の結果が注目される。加えて、政府筋から、今後の補正予算について示唆があるかもしれない。

 本紙連載等で高橋洋一さんが指摘するように、経済政策はマーケットのために行われているわけではない。経済の大筋を見極めるためには、マーケットの反応ではなく、国内総生産(GDP)などの経済実体に結びついた数値を重視すべきだ。

 とはいえ、少なからぬ読者が、マーケットの動向にご興味をお持ちだろう。金融機関に勤める俗物である筆者は、マーケット寄りの視点から政策への反応を考えよう。

 マーケットの反応を予測する上では、市場の参加者が平均的にどのような政策を予想しているか(いわゆる「市場の期待」)の在処(ありか)が重要だ。

 米国のFOMCについては、米国の景気はまずまず強いが、英国の欧州連合(EU)離脱の決定の影響等を考慮して、利上げは決定されず、様子見になるというくらいが期待の中心だ。この場合、米景気が強いとすると次の利上げが期待されてドルの為替レートはドル安には動きにくく、一方、利上げが見送られることで米国をはじめとする先進国の株式は買われやすいという、マーケット関係者の多くにとって、「まあまあ」の影響となりそうだ。

 

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。